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高尿酸血症

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高尿酸血症とは

可憐な花

尿酸は食べ物の消化吸収と代謝によってできるものと人の体のなかの細胞が分解代謝されてできるものとがあり、その血中濃度が7㎎/dlを超えた場合を高尿酸血症といいます。
尿酸は血液中に7㎎/dlまでしか溶けることができないため、これより高い濃度が長期間続くと、関節や腎臓に尿酸塩という結晶として折出してきます。
これが、激しい運動や大量の飲酒、ストレスなどをきっかけに関節内でポロリと剥げ落ちると、炎症がおき、風が吹いても痛むというほどの激痛をともなう痛風発作をおこします。
高尿酸血症は成人男性において、4-5人に1人の割合でみられ、20-60歳代すべての年齢で増加している傾向にあります。
初期には血液中の尿酸値が高いだけで他に症状はありませんが、放置すると痛風発作や尿路結石、さらには腎臓が働かなくなる腎不全にまで発展することがあります。放置する期間が長いほど、また尿酸値が高いほど、そのリスクは高くなります。

治療

基本的には生活習慣をかえる、食事療法と運動療法ですが、以下の場合は薬による治療を開始する必要があります。
① 尿酸値が7㎎/dl以上で、痛風発作をおこしたことがある。または痛風結節がある場合
② 尿酸値が8㎎/dl以上で、高血圧、糖尿病、尿路結石、狭心症や心筋梗塞、メタボリックシンドロームなど   
   他の疾患をもと場合
③ 尿酸値が9㎎/dl以上
食事療法としては、プリン体を多く含む食品を摂り過ぎないように注意しましょう。
たとえば、レバーやモツなどの内臓類、白子、カツオ、イワシ、干物などです。またアルコールではビールや紹興酒は避け、プリン体をほとんど含まない蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ブランデーなど)をおすすめします。
アルコールのとりすぎは尿酸の排泄を悪くし、血中濃度をあげてしまうので適量を楽しむようにしましょう。
また、エネルギーの適正摂取につとめましょう。
一般的に男性2000~2500kcal女性1700~2000kcalです。
肥満傾向にある方は減量するだけでも尿酸値が下がります。

適量とされるアルコール量(目安)

ビール(5%)      中ビン1本(500ml)
日本酒(15%)      1合(180ml)
ワイン(12%)      2杯(240ml)
焼酎(35%)       0.5合(80ml)
酎ハイ(7%)      1杯(350ml)
ウイスキー(45%)   ダブル1杯(60ml)