武蔵野市の内科クリニック「むさし野クリニック」吉祥寺駅北口徒歩5分
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消化器疾患

Digestive disease

消化器の病気13の質問

消化器で扱う病気はどんな病気ですか
口、のどから始まって、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門までの食べ物の通り道と、消化に関係する、肝臓、胆嚢、すい臓の病気を取り扱います。
食べ物が飲み込みにくいのですが
耳鼻科で扱う喉の病気のこともありますが、食道や胃の入り口に病気がある場合があります。また精神的なことで感じることもあります。
食欲がない、もたれる、軽い吐き気がする、胸やけがするといった症状がありますが胃が悪いのでしょうか
確かに胃が悪い時に感じることもありますが、中には十二指腸やすい臓、胆嚢、大腸に病気があることもありますし、飲んでいる薬の副作用で感じることもあります。
みぞおちのあたりが時々痛みます。胃の検査を受けた方が良いでしょうか、心電図を取ったら不整脈があるといわれたのですが
みぞおちのあたりに痛みを感じる場合、必ずしも胃に病気がある訳ではありません。すい臓や大腸胆嚢に病気があることもあります。また心臓や肺の病気でもみぞおちが痛むことがあります。まずは医師の診察を受けて必要な検査を受けるようにして下さい。
毎年胃の検査(レントゲン・内視鏡)を受けていて今まで異常はないのですが、続ける必要がありますか
毎年レントゲン検査が必要かどうかは、その人によりまちまちです。胃潰瘍と云われた方、身内に胃癌の病歴のある方、暴飲暴食などする方は受けられた方が良いでしょう。是非医師と相談して下さい。
検査をしたら胃にピロリ菌がいると言われ、除菌治療を勧められましたが受けた方が良いでしょうか
実際に胃潰瘍や十二指腸潰瘍があるようなら除菌を受けた方が良いでしょう。
胆嚢に石があるといわれましたが、症状は何もありません。放っておいて良いでしょうか
石の性質によっては石を溶かす薬を使うこともありますが、普通は半年から1年に1回くらいは定期的に検査(超音波、CTなど)を受け、経過を見ていきます。
肝臓に負担のかからないお酒の量はどのくらいでしょうか
健康な方なら、純粋なアルコールに換算して1日25グラム程度は健康には影響がないとされています。ビールなら500mlくらい、日本酒なら150ml位とお考え下さい。個人差があり、アルコールを分解する酵素のある方は強いのが普通です。なお肝臓に負担になっているかどうかは、血液検査をすれば分かりますので確かめて下さい。ワインにはポリフェノール、焼酎には酸化脂質が含まれ少量なら長寿のもとといわれていますが大量は逆効果です。年齢とともに少なくしましょう。
胃や大腸を調べる時にレントゲン検査と内視鏡検査がありますが、どちらが優れているのでしょうか
二つの検査法があるということは、そのどちらにも欠点があって、一つでは完璧ではないことを意味しています。したがって単純に優劣を決めることはできません。一般的にはレントゲン検査を先に行います。検査の目的によってふさわしい方法を選択します。これは超音波検査、CT検査にも当てはまることです。
暴飲暴食をすると急性膵炎になって命を落とすことがあるという話を聞きましたが本当でしょうか
たくさんお酒を飲んだりそれに加えて脂っこいものを食べた後に、急性膵炎が起こることがあります。これは治療が難しい病気で命に関わることもあります。
盲腸(急性虫垂炎)を手術しないで治しましたが、またなり易いでしょうか
はい。繰り返す事が多いので暴飲暴食、過労、睡眠不足にならない様に心がけて下さい。
下痢をしているのですぐに下痢止めが欲しいのですが
一口に下痢と言ってもその原因はさまざまです。原因によっては止めてはいけない下痢もあります。まずは医師の診察を受けて下さい。
健康診断で便に血が混じっていると言われました。大腸癌でしょうか
便に血が混じっているというだけで大腸癌であると診断することはできませんが、何か大腸の病気がある可能性は高いです。大腸内視鏡検査を受けて下さい。
風邪でもないのに、咳やのどのヒリヒリ感、声のかすれる感じがあるのですが
胃液が逆流して、食道に炎症があるときにもこのような症状がでることがあります。まずは医師の診察を受けて、検査や治療が必要かどうか相談してみてください。